01.涙のアーチ
02.ヒトリゴト
03.手のひらの落書き

全3曲入り

この3曲は、
私の父と、私が10歳の時に亡くなった母の
2人のストーリーを描いています。
2人は、小学生の時からの幼馴染みでした。

 

昔から自由人で夢追い人だった父。
学生時代はわたしと同じ、ミュージシャンを目指していました。
そんな父のことを誰よりも側で見守りながら
母が書いていた、一冊の詩集。
その詩集をもとに出来たのが
『手のひらの落書き』です。

 

いつも一緒にいて仲の良かった2人にも
一度大きなすれ違いがあったそうです。
『ヒトリゴト』は
そんな日の母の気持ちを想像して書きました。

一途に好きな人を思い続ける歌です。
この曲はタイトルにもある通り、
歌詞のぜんぶが独り言なんです。

 

『涙のアーチ』

月日は過ぎて
たくさんの幸せと思い出をくれた母は
ひとり旅立ちました。

病室での最期のとき。
動かない手をずっとずっとにぎりしめる父。

ねぇパパ。

これから誰がご飯作るの?
誰が髪むすんでくれるの?
お迎えにきてくれるのは?

わたしはたくさん質問しました。

父は涙を拭いて
いつもの陽気な笑顔で
わたしと兄を抱きしめてくれました。

 

あれから15年経った今
あの時父はこんな想いだったのかなと、
この曲をつくりました。